治療にかかる費用の問題点
過食症の治療は長期にわたると覚悟しておくこと。なぜなら、過食症という病気は一度症状がおさまったように見えても、いつまた出てくるかわからないからだ。
そのため、完治するまでの間(数年間)は、たとえ症状が軽くなったとしても、注意深く観察する必要がある。また間があいてもよいので(年に数回など)誰か専門家のサポートやチェックを受けつづけるほうがよい。
過食症の治療費においての最大の問題は、長期に渡ってお金がかかるということだ。
【医療費】 ※月に3回、3年間通院した場合
診察費+薬代=1万円/月とすると・・・
1万円/月 × 12ヶ月 = 年間12万円
12万円/年 × 3年 = 36万円
【カウンセリング費用】 ※月に3回、3年間通院した場合
1回の料金を1万円と仮定すると・・・
1万円/時間 × 月3回= 3万円/月
3万円/月 × 12ヶ月 = 36万円/年
36万円/年 × 3年 = 108万円
◆月に3回、3年間、通院とカウンセリングを受けた場合の合計
36万円 + 108万円 = 合計 144万円
実際、安い料金でカウンセリングを受けるカウンセラーもいることはいるが、そのような場合はヒマだとか、カウンセリング手法に自信がないとか、得意分野がないとか、単につらい話を聞いてくれるだけ、ということがあるので見極めが必要となる。
逆にカウンセリング料金が高すぎる場合もある。
以前、1時間5〜8万円という高額な料金をとり、カウンセリングと称して通常では考えられないような行為(脱衣・性行為など)をしていた自称カウンセラーの男がいた。
この人物はもちろん逮捕されたが、気になるのは、そのような異常な内容であるにもかかわらず患者数は意外に多かったということだ。
過食症を本気で治そうとおもうならば、上記くらいの予算をたてておくべきだろう。じっさい安くはない。
しかし過食症から完全に抜け出すのに(例えば)3年というのは決して長くはない。10年以上も過食症で悩んでいる人は大勢いる。過食症は、毎月の食費もかなりかかる病気なので、逆にこのくらいで抜け出せるならば結果的に安上がりといえるかもしれない。
